どうも、おそらくしろくまです。
先日、下記のツイートをしました。
『怒り』という感情に振り回されて失敗している人をよく見かけます。『怒り』と向き合うことで、自分をうまくコントロール出来るようになります。腹が立ったら、まずは頭で分析です。『怒り』の状態で行動・発言したらそれは、ただの暴力・暴言にしかならない。冷静になる為に、まずは分析。
— おそらくしろくま (@polar_bear158) 2019年6月11日
上記を詳しく考えていきたいと思います。
Contents
『怒り』に振り回されない為の行動7つ
・その①:自分が今『怒り』を感じている事に気づく
・その②:どうして相手に腹が立ったのかを考える
・その③:腹が立った時、自分はどのような行動にでるかを思い出してみる
・その④:自分に攻撃をしてくる・ダメージを与えてくる人だと認識する
・その⑤:『怒り』の感情に振り回されるのはもったいないと思うようにする
・その⑥:誰もが平和を望んでいると考える
・その⑦:相手は変えられない、変えられるのは自分自身だけだと理解する
順番に見ていきましょう。
その①:自分が今『怒り』を感じている事に気づく
腹が立ったら「わ!今自分めっちゃ怒ってる!めちゃめちゃ怒ってるわ!!」と心の中で思うようにしてください。実際、頭に血がのぼった瞬間にこんな事思える余裕がある訳ないと思いそうですが、意識して思うようにしてください。
自分を実況中継するつもりで心の中で言葉を発する感じですね。
その②:どうして相手に腹が立ったかを考える
今、自分が何に対してここまでの怒りを覚えたのかを考えてください。今の発言なのか、それより前の行動なのか。
考えているうちに、いや、あの時も!あれも!あれも!と、怒りが倍増するのでは?と思いますが、何に対して怒っているのか原因を突き止める事が目的です。
しっかりと明確な原因がわかった時、意外と冷静になっています。そして、怒るより諭すという選択に代わるかもしれません。
その③:腹が立った時、自分はどのような行動にでるかを思い出してみる
怒った時の行動は十人十色です。
・物にあたる人
・黙り込む人
・論破する人
もしここで怒りの感情のまま、この椅子を投げてしまったらどうなるか。この状況でムスッとした表情で黙り込んでしまったら、相手がどんな反応をするか。今ここで論破して相手を言い負かしたところで、この問題は解決するのだろうか。
このように頭の中で自分の行動を想像すると、ほとんどの人はそのままの行動をとらないと思います。つまり、自分の感情をコントロールし、ストップをかけられたことになります。
しいて言うならば、上記3つで穏便にその場をやり過ごせるのは、黙り込む人ですね。感情を顔に出さないようにできるまでが難しいですが、表情さえ上手く隠せるようになれば、冷静さを保って対応しているように見えます。どれだけ怒っていても、普通を演じる。これでがきるようにならないと、まだまだ子供な証拠です。
これも訓練あるのみ。
その④:自分に攻撃をしてくる・ダメージを与えてくる人だと認識する
その相手に腹が立ったのは何度目ですか?
初めての場合、あなたは相手の事を信頼していたのではないでしょうか。
・思ってた人じゃなかった
・こんなハズじゃなかった
・信じていたのに
そういった絶望の感情が強いはずです。
一方で、何度も同じ相手に腹を立てている場合は、そろそろ「こういう人だ」という事を認識してください。
認識する事で、相手の扱い方がわかってきます。毎回同じ相手に同じ事で腹を立てていては、自分自身が成長できていない証拠です。
その⑤:『怒り』の感情に振り回されるのはもったいないと思うようにする
もったいないです。『怒り』は何もかも、もったいないです。
怒っている時間ももったいない。怒るってとてつもないエネルギーを使います。その体力がもったいない。怒りの感情は伝染します。怒っている顔、周りから見たらイメージ悪いですよ。
あなたが毎日積み上げてきた信頼が、怒りの感情で動いた事で台無しになります。もったいない。
その人の為に全力を使って怒っているんです。そこまで本気になる相手でしょうか。その人の為にそこまで時間をかけて怒るべき事でしょうか。
そう考えると、バカバカしくなってきませんか?もっと違うことにエネルギーを注ぎましょう。
その⑥:誰もが平和を望んでいると考える
どこへ行っても場をかき乱す人っていますよね。その人にとってその大荒れの状態が通常運行なんです。それが、その人にとっての日常であり、平和だったりします。
人それぞれ、『怒り』を感じるポイントが違うように、「平和」や「幸せ」を感じるポイントも違います。
相手の行動や発言が気に入らなくても、これがその人の表現の仕方であり、これがその通常運行、その人にとっての「平和」なんです。これを理解しているだけで、相手にそこまで腹が立たなくなります。
その⑦:相手は変えられない、変えられるのは自分自身だけだと理解する
ここまでいくと、もう誰にも腹が立たなくなっているのでは?という境地ですね。
相手の事を見放す、諦めるという言葉も当てはまります。または、自分がもう1歩先を進んでいる感覚が正しいかもしれません。
攻撃的な態度なら、同じように威嚇するのではなく、笑顔で答えてみたり。もしかしたら、自分では気づいていなかったけれど、相手が攻撃的な態度になるように仕向けているのは自分だったりします。
自分が努力して変われば、相手もきっと変わります。万が一、相手が何も変わらない場合は、もう次元が違う人間だと思えば、腹が立たなくなります。
とにかく分析、これにつきる
全ての項目に共通して当てはまる事、それは『分析』です。腹が立ったら、すぐに行動・発言するのは厳禁です。
なぜなら、怒りの感情に任せた状態での行動・発言は、暴力・暴言というように周りの目にはうつるからです。
一呼吸置くだけでも、行動・発言は全く変わってくるはずです。
『分析』をすると間違いなく、『冷静』になっていますよ。
1つでいい、腹が立ったら思い出してみて
怒りの感情のままに動くと、必ず後悔します。
後悔するタイミングは、全てが終わり、冷静になった時です。その時ではもう遅いです。怒りを抑えられず、失敗した人を何人も見てきたからこそ、伝えたい。
とにかく自分の感情に振り回されないで、コントロールしてください。感情のコントロールは、訓練でなんとでもなります。自分次第です。
とにかく自分を分析して分析して、分析しまくって下さい。